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November 28, 2008

またまた雑記

今晩も雑記です。

先ず元厚生次官連続襲撃事件の小泉毅(46)について。
1974年に保健所に飼い犬を殺された恨みと言っていますが、その犬、本人が勝手に飼い犬と思っていただけで、保健所に届け出たのは父親だったというし、保健所を管轄する地方自治体ではなく、何で元厚生次官を狙ったのか、疑問が呈されています。
また、本人は正義感ぶっているけれど、これはどうみても私怨です。
若し悪を裁くというのなら、その証拠を提示すべきですし、また、証拠を掴んだのであれば、襲撃などという方法は採らず、警察に通報するとか、メディアに暴露するとか、現代的な法治国家としての解決策は色々とある筈です。
勿論、小泉被告にそんな物はありません。
後、この人、無職だったらしいですが、不思議とお金には困っていなかったそうです。”当り屋”など恐喝で慰謝料をせしめていたらしいですね。まともに生きて、尚且つ報われず、世を恨むならまだしも、真っ当に生きようともしないで、私怨で他人を殺すなど許されるものではありません。即極刑に処すべきですね。

刑と言えば裁判員制度が来年度より導入されます。
その通知が間もなく発送されるそうです。誰が選ばれるかは分かりません。クジ次第です。
公正な判決を期すという意味においては、決して悪くはない試みだと思いますが、選ばれた人の中には戸惑うケースも少なくないと思います。私も現状では選ばれたら厭だな、と思います。
何しろ、余程の理由がない限り、これを拒否する事は出来ません。理由なく欠席すれば、罰金が課せられるといいます。何だか、この事自体法律違反の様な気がします。
だって、皆仕事があるんです。プラプラしている訳ではないし、年間に何回出廷しなければならないのか等は明らかではありません。一部の企業は裁判員に選ばれた人には有給を与える事を明言していますが、そうではない企業だって当然あると思います。
要するに本人にとっても企業にとってもジョーカーを引いたのと一緒。この不況の折ギリギリの人数でやっている会社が多いですからね。まして、若しかすると同じ会社で複数の裁判員が選ばれないとは言えません。
だから、見切り発車ではなく、もっと国民の誰もが納得出来る制度に整備してから施行する様にして欲しかったです。

続いては八戸市の美人市議・藤川優里(藤川ゆり:1980~)氏に関して。
アイドルばりのルックスで知る人ぞ知る存在となった藤川氏が『Love in 八戸』というDVDと『moe navi 八戸』という写真集を発売したそうですが、これが騒動を巻き起こしているそうです。
何でも、地元後援会の許可なく撮影を行っただけでなく、内容も地元振興の為と言いながら、水着姿を含む彼女のプロモーション的内容だった為に、特に後援会長がオカンムリだとか。
まあ、個人的には逆に特色があって、いいんじゃないかと思います。だって、こんな事他の自治体じゃ、やりたくてもやれませんから。
折角、全国が注目する美女がいるんだから、それを最大活用しない手はないと思います。
宮崎県なんかも東国原知事のタレント性や知名度を最大活用していますし。
客寄せパンダ、結構じゃないですか。広告塔は広告塔として周囲が上手にプロデュースして、実際の政治的中身は他の者がフォローすればいい。地方の活性化にはこういうのもアリだと私は思いますよ。
強欲さが顔に出ている醜悪なオヤジやオバタリアンより、爽やかな美人の方が絶対にいい。
そういう意味では彼女は市を象徴する名物であり、またとない財産です。
他の自治体の中には八戸市に羨望の眼差しを向けているところも結構あるかも知れませんよ。

最後は札幌円山動物園が釧路と帯広に贈った2頭のシロクマについてです。
共に生後3ヶ月に生殖器付近の外見から、「雄」と判定され、釧路に贈られた方は「ツヨシ」(4歳)、帯広に贈られた方は「ピリカ」(2歳)と名付けられました。
特に釧路では雌の「クルミ」(11歳)の繁殖相手として、「ツヨシ」には大きな期待を抱いていたそうです。
でも、中々「クルミ」が妊娠しない。で、調べてみたところ、「ツヨシ」は何と雌だった~~~!!!
そりゃあ、子供が出来る訳ないですよ(笑)
昔競馬ゲームで間違えて牡馬に女性の名を付け、牝馬に男性の名を付けるという大失態をしでかし、友人の皇ちゃんに大笑いされた事を思い出します。
でも、これは個人で楽しむゲームではありませんからねぇ。
何れにせよ、プロフェッショナルでも性別を間違えるとは、……シロクマ、恐るべし。
因みに、釧路では既に一般客の間では「ツヨシ」が浸透し、人気者になっていたみたいです。
仕方がないので、雌と承知で「ツヨシ」と呼び続けるそうですね。
でも、彼女を観に行った客の中には彼女を前にしてついつい吹き出してしまう人も出て来ると思いますよ。
私も若しかすると腹を抱えて笑い出すかも知れません。
それはそれで面白いから、人気になるかも知れませんが、彼女には何で自分を見て笑う人間がいるのか、到底理解出来ないでしょうね(笑)
それにしても、ニュースというと、不況だ、事件だ、と暗いものが多い中で、こういうニュースはいいですね。私は大好きです。


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November 24, 2008

雑記

気が付くと、何時の間にかアクセスカウンターが10,000ヒットを超えていました。
これも遊びに来て下さる皆様のお陰です。
本当に有難う御座います。

万の数字と言えば、今何十万もの人々が戦いを繰り広げた『三国志』の「赤壁の戦い」を題材にした映画『レッドクリフ』が大ヒットしているらしいですね。
この手の映画の常として、恐らく原作に忠実な内容ではないでしょうが、『三国志』ファンとしては一度は観ておきたい映画ですね。

その『レッドクリフ』で主題歌を歌っているのはalan。
1987年生まれの中国四川省美人谷出身のチベット族の女性歌手ですが、出身地名が正にぴったりの美少女です。二胡を奏でる姿がこれまた美しいですね。勿論、外見上だけでなく、故郷への思いが伝わって来ます。
高地故によく通る声でなければ歌えないチベット民謡が幼い頃より染み付いている高音の素晴らしさも折り紙つきで、谷村新司や坂本龍一らも認めた逸材です。
尚、先日たった一人で健気に日本で頑張る姿がTV東京の『みゅ~じん』で放映され、より彼女への共感が深まりました。今後も注目し、応援していきたい歌手ですね。

今晩は時間がないので、こんなところで。

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November 21, 2008

世泣き爺~イソップ寓話編「狐と鶴のご馳走」

うわっはっはぁーーーーー!!!!
今晩は、皆の衆ーーーーー!!!!
久し振りじゃのう、皆の衆ーーーーー!!!!
誰かって?
ワシじゃ、ワシじゃよ、世泣き爺じゃ、あおおおおおん!!!!

……とまあ、ふざけるのはこの位にして、先に進もうかの。

今夜は『イソップ寓話』から「狐と鶴のご馳走」を採り上げてみようか。

物語はこうじゃ。狐は鶴を食事に招待する。狐の家を訪れた鶴に、狐は平たい皿に入れたスープを出す。鶴は嘴が長いから、スープを飲めん。悪戯好きの狐はそれを見てニヤリとし、旨そうにスープを啜るんじゃ。
後日、今度は鶴が狐を食事に招待する。鶴の家を訪れた狐に、鶴は細長い壺に入れた肉を振舞う。狐は嘴が無いので、それを食べられない。それを横目に、鶴は旨そうに肉を啄むんじゃ。

鶴が狐に振舞った肉に関して、「壺を逆さにすれば肉を食えるんじゃないか」とか、「どうやって肉を壺に入れたんだ」などと言ってはいかん。壺が狐には持てない位重かったという事で。

何れにせよ、この寓話の教訓は”因果応報”。他人に対して行った仕打ちは、何れ自らの身に返って来る、という事じゃ。

嘘をつけば、嘘をつかれる。他人を馬鹿にすれば、他人から馬鹿にされる。他人に対して傲慢に振舞えば、他人から傲慢に振舞われる。他人を傷付ければ、傷付けられる。相手から直接返って来なかったとしても、何れ他の人から同じ仕打ちをされる事になる。

だから、相手に対して行動する時は、若し自分がそういう事をされたらどうかという事を考えなければならぬ。
ただ、これがまた難しいのじゃが、自分にとっては許容範囲で、何でもない事でも、相手にとっては痛く傷付くという事もある。相手の性格迄考慮しなければいかんのじゃから、大変じゃ。
皆、聖人ではないからのう。でも、常日頃そうした事を心掛けるかどうかで随分違うと思うんじゃ。

後、これは必ずしも悪い意味ばかりではない。他人に対していい事をすれば、その時は何も返って来なかったとしても、何時か自分にもいい事が返って来る。
勿論、見返りなど期待してはならぬ。下心があっては、駄目なんじゃ。
こちらが善意を持って行動する事によって、後日善意ある行動が返って来るという事じゃ。

何れにせよ、大事なのは相手の人格を尊重し、自分より下に見ない事じゃな。
勿論、卑屈になり過ぎて、相手に合わせ過ぎて自分自身を見失うのもどうかと思う。要はバランスじゃ。

……ま、今晩はこんなところで失礼するとしようかの。
因みに、次回の『世泣き爺』は『イソップ寓話』はお休みじゃ。
何故かって?
それは見てのお・た・の・し・み・じゃ。
あおおおおおん!!!!

……
……

……何で遠吠えなのか、って?

……
……

……それは聞かなかった事にしといて下され。

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November 18, 2008

雑記

ビーチバレーの浅尾美和選手と並び称されるバドミントン女子の人気美形コンビ、”オグシオ”が全日本総合選手権五連覇を達成、有終の美を飾りました。
北京五輪で燃え尽きてしまった潮田玲子選手に対し、怪我が完治していなかった小椋久美子選手は恐らく不完全燃焼との思いが強かったのでしょう。また、五輪で宿敵・スエマエが話題をさらった事も刺激になったのかも知れません。直ぐにロンドン五輪を目標にする事を明言しています。
明確な目標を持ち、それに向かって行こうという小椋選手と、選手として一区切りついたと考え、特に目標は設けていない潮田選手、その意識の違いが高校時代から9年間続いた”オグシオ”のコンビ解消に至った理由だそうです。
因みに、高卒後の進路を決めかねていた潮田選手を強く三洋に誘ったのは小椋選手だったそうで、今回のコンビ解消を持ちかけたのも小椋選手だったそうです。
要するに、小椋選手は常に先の事を考え、目標を設定して歩む確り者タイプといった感じなのに対し、潮田選手は能力は高いけれど、あまり何も考えていない奔放なタイプなんですね。
試合もそうですね。どちらかと言えば、前方で自由に動き回る潮田選手を、小椋選手が後方からフォローしている事が多い。逆に言えば、それが理想的なコンビネーションを生んでいました。
何れにせよ、彼女達の活躍で、バドミントンの知名度と人気が上がった事は確かで、一時代を築いた黄金コンビの解消には矢張り寂しさを感じます。
また、今はバドミントンを楽しめればいいという程度の潮田選手は兎も角、ロンドンを目指す小椋選手にとって、潮田選手に匹敵するパートナー探しはそうそう簡単ではないと思いますが(潮田選手と組まずにスエマエに勝つのは大変でしょうから)、互いに話し合って結論を出した事なので、それぞれの道を歩んでいって欲しいですね。

11月15日より矢口史靖監督の映画『ハッピーフライト』が公開されていますが、これは面白そうですね。
田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、寺島しのぶらが出演した”空のコメディー”です。
矢口監督と言えば、2001年の『ウォーターボーイズ』や2004年の『スウィングガールズ』等コメディーには定評がありますから、今回も見逃せません。……と言いつつ、DVDで観る事になると思いますが。

まあ、今晩はこんなところで。

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November 14, 2008

今月の音楽~部屋とYシャツと私

昨日は公休日だったので、朝何となく『とくダネ!』を観ていたら、平松愛理(1964~)がゲスト出演し、1992年に93.1万枚を売り上げたヒット・ソング「部屋とYシャツと私」を歌っていました。

久し振りに聴いたけれど、いい物は何時迄経ってもいいですね。
この曲、彼女自身が作詞・作曲していますが、さだまさしの有名な「関白宣言」の”アンサー・ソング”とも言われています。
確かにこれは女性にしか書き得ない歌詞ですね。
女性ならではの優しさ、細やかさとシュールな視点が見事にブレンドされていて、嫌味がない。
因みにこの曲の歌詞は第34回日本レコード大賞の作詞賞を受賞しています。

彼女のピアノの弾き語りがまたいいですね。
私が彼女の事を知ったのはヴァラエティー番組『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』(1990)のエンディング「月のランプ」や『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!!』(1990~1993)のエンディング「素敵なルネッサンス」を歌っていた時からですが、その時から彼女のピアノによる弾き語りが一部で評判になっていました。
声も綺麗だし、私も彼女にはこの時から注目していました。

彼女はデビュー当時から子宮内膜症を患い、常に激痛と闘いながら活動してきたんですね。
1994年に清水信之と結婚、1996年には女児を出産していますが、「部屋とYシャツと私」を書いた頃には、女性としての幸せが得られるかどうか内面の葛藤が絶えずあったらしいです。

この曲が聴く人を共感させる力を持っているのは、それが彼女の”真実の声”だからに他ならないでしょう。
歌詞は優しく、柔らかく、深刻さは微塵もありません。よく読めばシュールな部分も微笑ましささえある。
女性としての幸せを追い求め、前向きに生きようとする姿勢が少しも押し付けがましいところなく表明されています。
そして、この歌詞に生命を与えている音楽が何と言ってもいいですね。
勿論、その音楽の良さを引き出しているのはアレンジと彼女の声や歌いっぷりです。

因みに、彼女はデビューした1989年から現在迄にシングル26曲、アルバム11作を発表していますが、シングルは1997年迄毎年出し続け、その時点で21曲、アルバムは1994年迄毎年出し続け、その時点で7作で、1990年代後半から明らかに寡作となっています。

その理由の一つは1996年に出産した事から育児に割く時間が多くなった事ですが、子宮の切除手術や、2002年の乳癌公表等彼女自身の体調によるところも大きいです。
2004年に活動再開を宣言していますが、2004年にシングル1曲、アルバム1作、2005年にシングル1曲のみを発表しているだけで、主婦業の方に時間を割いているみたいです。
2005年には離婚していますが、子供の行事等には揃って参加しているとの事です。

そんな彼女の半生を知り、改めて「部屋とYシャツと私」を聴くと、より感慨深いものがあります。
これは日本のミュージック・シーンの歴史に残る名曲の一つだと思いますよ。

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November 10, 2008

日本シリーズ

2008年のプロ野球、日本シリーズは西武ライオンズが4勝3敗で巨人に勝ち、4年振り通算13度目の日本一に輝きました。

最終戦の平均視聴率は28.2%で、関東地区では2002年の巨人VS西武の第一戦の30.5%、最終戦の29.5%、第二戦の28.8%に次ぐ数字です。尤も、更に遡ると巨人の出場した日本シリーズは視聴率30%や40%当たり前でしたから、嘗てを知る人にとっては、まだ物足りないと言えるかも知れません。

ただ、7戦迄もつれ込んだ今回のシリーズを観て、巨人VS西武の日本シリーズが嘗て”黄金カード”と称されていた時代を思い出した人も少なからずいたかも知れません。
昔に比べて大物選手、有名選手が共に減り、シリーズ前からワクワクさせてくれるという度合いは比較になりませんし、薄味かつ小粒な顔触れで、嘗ての様な日本中を熱狂させるお祭りムードは希薄ながら、拮抗した試合を繰り広げ、内容は悪くなかったと思います。
近年最高と称する人がいるのも肯けます。

因みに、私はセでは巨人を王さんの頃から、パでは西武を西鉄以来の黄金時代を迎えつつあった広岡監督の頃から応援していて、この両チームが日本シリーズで激突する度、複雑な思いをしてきましたが、今回もどちらを応援したものやら、迷いましたね。

優勝した西武の選手達に祝福を捧げると同時に、巨人の選手達の健闘も称えたいですね。

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November 06, 2008

新旧・時代の寵児

米大統領選は民主党のオバマ氏が共和党のマケイン氏を抑え、米国史上初の黒人大統領の誕生となりました。
恐らくその事だけでも歴史的快挙として後世に迄語り継がれるに違いありません。

ただ、人種の壁を超えた点は素晴らしい快挙と言えますが、「黒人も白人もない、アメリカ人だ」という意味のセリフ、これは或意味彼が純然たる黒人ではないから言えたセリフとも言えるかも知れないですね。
彼の母親は白人ですから。要するに彼の血には黒人も白人も入っている、だからこそ融和的なセリフを言っても違和感がないんです。

因みに、嘗てポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーが組んだ名曲「エボニー・アンド・アイボリー」では、黒人をピアノの黒のキー、白人を白のキーに例え、肌の色を超えた人類愛を歌い上げていますが、そういう意味では双方の血の入ったオバマ氏は架け橋となるべく生まれついたのかも知れません。

後、演説上手で、幾多の名言を残した彼ですが、選挙は或意味打ち上げ花火ですからねぇ。
大事な事は彼がこれからどうするかです。世界的に低迷を続ける経済、各地の紛争、増加する凶悪犯罪、資源・環境問題等々取り組まなければならない事は山程あります。

彼が強く打ち出した「チェンジ」という言葉を実践出来るか、今後を見守っていきたいですね。

    


さて、オバマ氏は正に時代の寵児といった感じになっていますが、日本では嘗ての時代の寵児がものの見事に人生の階段を滑り落ちましたね。

小室哲哉。

TMネットワークで一世を風靡し、更にプロデューサーとして1990年代には無敵の快進撃を見せ、日本の音楽シーンに君臨していた彼。
その時代の寵児も、最近は大ヒットに恵まれず、借金返済の為に、事もあろうに自分の楽曲の著作権をエサに、詐欺を働いてしまうんですから、痛ましいですね。

何故彼が売れなくなったかというと、私は彼がアーティストではなく、商売人になり過ぎたからだと思うんですよ。
息の長い活躍をしているミュージシャン達は大抵その人のハートが伝わって来る。
売れる事は勿論大事ですけれど、それ以上に自分の音楽、自分の思いというものを大事にしている気がします。
結局芸術も娯楽も、売れるか売れないかは作った人が決めるものではありませんからねぇ。
心と心の共鳴だと思うんですよ。
小室氏は確かに優れた音楽的才能の持ち主でしたが、表面的な格好良さだけの曲が多かったかなぁ。
だから、歌詞も含めて、あまり印象に残らない。

勿論、彼の功績はJ-POPS史に残るものだと思いますが、生きながらにして過去の人になってしまうのは、クリエイターとしては何とも遣り切れないところでしょう。

今回の事件で地獄を見た訳ですから、そうした体験を武器に、心を、魂を反映させた曲作りで何れ復活して欲しいですね。

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November 03, 2008

今月の映画~今年秋の映画

先日お話しした新企画、早速スタートです。
本来は懐かしの名作中心にセレクトしようと考えていた「今月の映画」ですが、今回はこの秋の注目作について触れておきたいと思います。

今週の興行収入上位を見ると、『ガリレオ~容疑者Xの献身』『ホームレス中学生』『釣りバカ日誌19』『ICHI』『劇場版 さらば仮面ライダー電王』『おくりびと』『パコと魔法の絵本』……と邦画が10傑中7作を占めています。
洋画は『イーグル・アイ』『P.S.アイラヴユー』『センター・オブ・ジ・アーズ』の3作のみ。

今回は『ガリレオ』と『P.S.アイラヴユー』、そして1日に公開初日を迎えた『まぼろしの邪馬台国』について少々語っておきましょう。……まだ観ていないんですけどね。

先ず『P.S.アイラヴユー』。これは世界的ベストセラーの映画化ですが、ビートルズ好きにとっては、この不世出のロック・グループの歴史的ファースト・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』に収録されているポールの曲を思い出さずにはいられません。勿論、これは映画としての仕上りも中々いいらしいですよ。最後はハンカチで目頭を押さえる人が少なからずいるという感動路線です。

『ガリレオ』は近年流行りの人気TVドラマの映画化。今年も『相棒』や『花より男子』が夏場に大ヒットを記録していますが、『ガリレオ』も現在首位を独走中。
うーん、でもどうなんですかねぇ。昔からの映画好きにとっては、それはあくまで「映画館でやるTVドラマ」であって、純然たる映画とはいえないかも知れません。作る方にしてみれば、興行収入が最初から期待出来る美味しい題材を見逃す手はない、という事なのでしょう。
まあ、『踊る大捜査線』にしても『海猿』にしても、邦画史上に残るヒット作を記録しているのは多くがTVドラマの映画化。後は内容の優劣に関わらずスタジオ・ジブリ作品。要するにブランド力が物を言っています。
尤も、観る方にとっては、面白ければ何でもいいんですけれどね。で、人気ドラマの映画化作品は、先ず殆ど外れがない。そういう意味では宣伝だけ大掛かりで、内容には失望させられる事の多い、近年のジブリより信頼出来ます。
『ガリレオ』もまだ観ていませんが、面白そうです。ドラマ自体が結構私好みでしたから。
福山雅治の一寸気取った演技がピッタリですし、柴咲コウも『Dr.コトー』シリーズよりこの人には合っている気がします。勿論、内容自体、深刻ぶらず、あくまでサスペンス・エンターテインメントとしての独特の個性を放っているのが魅力になっています。

最後に『まぼろしの邪馬台国』。これは何と言っても古き佳き日本女性、即ち大和撫子の象徴的存在である大女優・吉永小百合が主演しているのが大きいですね。日本男児の鑑とも称される高倉健と共に、本当の意味での”日本”を示せる稀有な存在ですから。
極端な例えになりますけれど、今の日本のドラマや映画に出演している女優の多くは、別にその人でなければならないという事はありません。他の人が演じたとしても、それはそれで面白くなる。見かけは良くても、個性に乏しいから、代わりは幾らでもいる。
しかし、吉永小百合の場合は、それを演じる事が出来るのは彼女以外に有得ない、と誰もが納得せざるを得ないものがあるんですね。
夫役の竹中直人は最近コミカルな役柄が多いですが、これも演技には定評がありますから、まあきっちりと役柄を作り上げている事でしょう。
何も考えずに楽しめる派手なエンターテインメントも嫌いではありませんが、個人的にはこの作品を一番観たいですね。日本人にしか出来ない、日本人になら出来る、日本ならではの内容に期待したいと思います。

でも、結局皆TV放映か、DVDで観る事になるんだろうなぁ……。

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